ドバイ、最近ではこの国の名前は誰もが耳にしたことがあるはず。中東に位置し、実際ドバイというのは中東に位置するアラブ首長国連邦(UAE)の一首長国である。潤沢なオイルマネー(と思ったら実際オイルマネーによる収入は、国家収入の10%にも満たないらしいと耳にした)で、めざましい勢いで発展を遂げている世界から注目の地域である。建設ラッシュが続くこのドバイで事業の可能性を調査するため先輩と共に一週間ドバイへ出張。

 羽田から関西空港に飛んで、エミレーツ航空の直行便でドバイへ。日本との時差は5時間。関空を23時に出てドバイに着いたのは朝5時。現地はよく着陸が出来たなと思うほどの朝霧。取り急ぎタクシーに乗って20分ほどで市街地にあるロイヤルアスコットホテルにチェックイン。なんと一泊ウン万円。聞くところではドバイにはビジネスで使えるリーズナブルなホテルはほとんど無いらしい。
 今回は現地でプロジェクトを実施する企業からヒヤリングがメインと言うことで、1日2件ほどのアポイントをこなしていきながら、情報を収集。ドバイには鉄道がない(モノレールが建設中)ので常に車で移動なのだが、窓からの光景がなんとも異様。四方八方に派手な高層ビルが建ち並んでいるかと思えば、その何倍もの数の建設中のビルが鉄骨むき出しで建っている。ビルだけではなく、道路、橋梁、鉄道とにかくひたすら工事が進んでいるという感じで、街はどこも埃っぽい。世界の3分の1のクレーンがドバイに集まっているなどと言われているが、あながち間違っていないのだろうと思えるような光景である。道路もまだ整備され切っていないので、どこもかしこも渋滞。とにかく今まさにこの地が発展を遂げていると言うことを肌身で感じるが、現時点では生活環境はまだまだ不十分である。さらに、砂漠気候と言うことで夏の暑さは半端ではなく、実際日中外を歩いている人はあまり見られなかった。
 
 今回滞在では仕事以外に外出もほとんどせず、食事も同僚とホテルの日本食レストランに行っていたので、あまり現地の生活というのを味わうことは出来なかった。そもそも、街にはいかにもアラブ人(僕の中では、白い布をかぶったイスラム系民族)という人はあまり見られず、ビジネスで来てると思われる欧米人、インド人、フィリピン人はじめ出稼ぎに来ている人たちが街を埋めており、街並みを見ていてもここがアラブ圏とはとても感じられない。ただ仕事の合間の休憩の中で立ち寄ったビーチはとても美しく、目の前の高層ビル群とのコントラストがなんとも不思議な光景だった。ビーチ沿いには「超」が何個付いてもおかしくないような超高級ホテルが建ち並び、その中でも七つ星ホテルとして世界的にも有名な「ブルジュアルドバイ」の周りには、沢山の観光客がカメラを構えていた(警備員に聞いたら、中に入るだけでも前日までに予約が必要とのこと)。ただ、街の中心部に流れるドバイクリーク周辺では、現地の雰囲気を感じることができ、市民の通勤足として利用されている渡し船から見えるライトアップされた両岸の街並みを眺めながら、途上国の情緒を感じることができた。

 短い滞在だったが、噂通りの建設ラッシュ、金が渦巻く街と言うイメージそのままを感じることが出来た。全く危険という雰囲気はなく、公共交通なども発達すれば、もう少し快適さを感じることが出来るのかも知れないが、とにかく生活するだけでお金がかかりそうだし、途上国の熱気、スローな雰囲気が好きな僕としては、今のところ住みたいと感じる要素はあまりなかった。とは言え、仕事がうまくいけばまた来ることもあると思うので、次はデザートツアーなどにでも足を伸ばせるといいのだが。
08/03/08(Sat)〜08/03/14(Fri) ドバイ

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ドバイの街並み 宿泊したロイヤルアスコットホテル 至る所で新しいビルが建設中
真っ青で美しいビーチ ビーチの向こうに高層ビル群。 7つ星ホテル、ブルジュアルドバイ
ビーチ沿いには超超高級ホテルがずらり ボートに乗って街の対岸に 夜景もかなりきれい
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