朝から何やら騒々しい。どうやら南部で戦闘が起きているとのこと。聞けば、海軍キャンプ内で政府軍と反政府軍(LTTE)の間で銃撃戦が起き、戦闘機も出動して爆撃を行っているらしい。キャンプは同僚が現場監理で入っている橋梁の現場のすぐ近くで、情報では現場周辺で爆撃音が聞こえ、ターミナル爆破や暴動の噂も出て、外出禁止令が発令されたようである。ここコロンボからは100km近く離れているものの、国内で銃撃戦に、爆撃と、まるで映画のような出来事が起きているとは恐ろしい。
 昔から続いている人口の8割を占める仏教徒シンハラ政府とヒンドゥー教タミル人武装勢力の内戦は、一応和平協定が結ばれていることになっているが、ほぼ有名無実なものとなっており、頻繁にテロや戦闘が起きている。状況は悪化の一途を辿っており、いずれコロンボにも危険が迫ってくるのではと言う噂も出ている。内戦さえなければ自然も溢れていて良い国なのに。。。何が起きてもおかしくない状況になりつつあるが、争いの無意味さに早く気づき、平穏な日が来るのを祈るばかりである。
 ちなみに、現在明石日本政府代表がこの和平調停のためスリランカに来ているのだが、ホテルで夕食を食べていたら、、、いた、明石さんが。まさかこんなところで国連大使を見るとは思いもしなかった。。。
10/18(wed) テロ
 無事一ヶ月ぶりのスリランカに到着。しかし、ホテルもオフィスも前回と同じで、海外に来た!という新鮮な気分は全くと言っていいほどない。しかもここスリランカは意外にも日本人が多く、深夜2時、チェックインのためフロントにいるのはほとんどが同じ飛行機に乗ってきたと思われる日本人。なんとも不思議な光景である。
 到着してゆっくりなんて間もなく、翌朝からミーティングに、資料整理、レポート作成と気づいたらあっという間に一日が終わってしまった。うだるような暑さ、突然土砂降りの雨、むわっとくるカレー臭、そしてニュースでは郊外で自爆テロにより100人近くが死亡と全てが相変わらずのスリランカで、仕事に没頭する以外にはないようである。しかし、眠い。海外に来るたびに異常に眠くなるのは何故だろう。まだ23時前であるが、もう起きていられない。。。早くここでの生活に体を慣らさなければ。
10/17(Tue) スリランカ生活
 夏休み明けてから、資料作成、打ち合わせと目の回るような日々だったが、昨日荷物を発送し、今日から再びスリランカ出張である。前回帰国したのが9/15だったからちょうど滞在一ヶ月、気分的には一時帰国していたかのよう。と言っても、この出張を言われたのは10月に入ってから。。。スケジュールを組んで、計画的に人員を配置しているという状況ではないので、特に新米で独身である僕の個人的な意見というのはほぼ聞き入れられない。そんな訳でろくに準備をせぬまま出発の日を迎えてしまった。
 早起きして、成田エクスプレスで空港へ。空港でスーツケースを2個受け取り、チェックイン。そのまま搭乗。さすがについこの間来たばかりなので、要領は掴めている。今はシンガポール空港でコロンボ便への乗り継ぎを待っているところである。
 行ったり来たりと落ち着かない状況ではあるが、”海外で働く一人前のエンジニアになること”というのが今の目標なので、海外出張は楽しみであり、気分が高揚してくる。それと同時に、限られた期間で仕事を終わらせなければというプレッシャーや、食事、言葉など慣れ親しんだものが周りからなくなること、一緒に気晴らしできる友人がいない、という生活は何度経験してもやはりハードなものである。今回の滞在は2ヶ月間、いろんなことを学び、前回ほとんどできなかった観光もしながら、元気に頑張っていこう。
10/15(Sun) 再びスリランカ
 週末の旅行中、悲しかったことが一つ。デジカメが壊れた。電源を入れると、液晶画面が見たこともないような悲惨な状態に。どうやら液晶の内部が割れたらしい。。一応撮影はできるが、画面が見れないので使いようがない。仕方なく修理のためビッグカメラに行ったが、そこで怒りが。。。
 このカメラを購入したのは、つい4ヶ月ほど前で保証が利くから問題ないと思っていた。しかし、店員のコメント「液晶割れは保証対象外なんですよ〜、お客様の責任と言うことで」。2万円近く修理代がかかるらしい。お客様の責任?つい先週まで問題なく、保護ケースに入れているし、乱暴に扱ったこともない。あまりに納得がいかず、壊すようなことは何もしていないと言っても全く聞き入れてもらえず。全く心当たりなどないし、そもそもたった数ヶ月で何もなく壊れるカメラを作り、保証もしないメーカーもどうかと思うが、終始何故か薄笑いのこの店員にももうぶち切れる寸前。それ以上話していても爆発しそうだったので、はらわた煮えくりかえる思いで帰った。またしばらく出張に出るのに使えないし、海でも使えるよう防水パックまで買ったのに。。。そういやこれまでベリーズでデジカメなくしたり、壊れたり、どうもデジカメ運がないらしい。
10/10(Tue) 怒り
広いコンドミニアムの部屋 窓の外から伊豆大島が 隊員仲間と共に
 金曜、まさにバケツをひっくり返したような土砂降りであったが、3連休に入って抜けるような秋晴れ。暑すぎるわけでもなく、とても心地良い。昨日はそんな中出勤していたが、2週間ほど前、地方にいるベリーズ協力隊で一緒だった友人が上京すると連絡があり、じゃあ連休を使って温泉でも、なんて話がとんとん進んで、というかコンドミニアムだけを予約し、東京近辺に住む隊員仲間8人、土曜の朝踊り子号車内待ち合わせで伊豆高原へ向かった。
 踊り子号はこの陽気のせいか満席であったが、まぶしい太陽光が降り注ぐ相模湾を眺めながら、2時間で伊豆高原に到着。美味しい手打ちそばを食べた後、観光は後にして、とりあえずチェックインすることに。タクシーでコンドミニアムに到着、、、これがかなりゴージャス。吹き抜けの広いロビーから入り、部屋はリビング広めの3LDKで、部屋からは海が一望でき、その向こうには先日行って来たばかりの大島を眺めることができる。この部屋で一人6千円ほど。ここからの景色で十分に観光気分が味わえると言うことで?食材を買い込んで、夜ご飯の準備。メニューは手作り餃子をメインに買ってきた刺身やサラダやつまみなど盛りだくさん。温泉に入った後、美味しくできた餃子を食べながらそれぞれ持ち寄ったお酒を飲み、とベリーズでの隊員連絡所の雰囲気を思い出しつつ、秋の夜長を楽しんだ。
 翌朝も天気は素晴らしく、今日こそは観光といきたかったが、仕事が残っていたため、午前中の電車で帰京、そして出社。。。吊り橋に大室山など観光らしいことができなかったのが残念だったが、こうして協力隊で知り合った仲間と帰国後も会って語り合えるのは嬉しいし、気持ちのいい秋の週末に大満足であった。 
10/8(Sun)〜9(Mon) 伊豆高原
 休み明け、覚悟はしていたが仕事山積み。。。現在部署の8割近い人たちが海外出張中のため、自分含め国内にいる部員が国内対応作業に追われている。中にはさっぱり内容が分からないのに、レポートをまとめたりなんてのさえある。そんなんで相変わらず帰りが遅い。。。
そして今日先月受けた健康診断の結果が届いた。以前は健康診断のことなど気にもしなかったが、スリランカではおなか壊すし、寝不足だし、最近何かと体の調子が悪いので、恐る恐る結果を見ると、とりあえず特に異常なし。ほっと一安心である。帰り掛け、後輩と一杯飲んでいくことになり、話題は健康について。その一つ歳下の後輩は、最近やたらいろんなところが痛いらしく、なんか悪い病気ではないかと心配していた。確かに自分にも同じようなことを感じるときがよくある。。。なんて、どっから見てもおじさんトークをしながら酒をすする。聞けば、後輩も最近健康診断を受け、血液検査や心電図などで再検査になっているとのこと。とても他人事とは思えないので、ちょっと酒の飲み方や運動など健康に心がけないといけないなぁ。
10/4(Wed) 健康診断
 夏休み最終日、友人と映画を見に行った。久々の映画館である。そして最近見直しつつあるのが、邦画。以前は「日本の映画なんていまいち」なんて思っていたが、ベリーズで友人から借りた邦画DVDなどを見ながら、なかなか悪くないなと思い始めた。で、今日見たのは封切られたばかりの「涙そうそう」。伊豆大島旅行中、原作を読んだのだが、まあまあというところ。でもシンプルなストーリーで映画向きかなと思い、見に行った。見終わった感想というと、とりあえず泣いてみた。原作にある程度沿っていて、途中なぜ?と思うところもあったけど、普通に感動できる良い作品だった。と言うより、可愛すぎるぞ!長澤まさみ。あまり女優さんに興味はないが、最近クノールスープのCMみて微笑ましく思う今日この頃である。
10/1(Sun) 涙そうそう
 大島から戻り、長期休暇もあと2日。それなりに満喫したので、あとはノンビリ過ごそう。土曜の朝例によってプールに行く道すがら、小学校では運動会が行われていた。そうか、そんな季節だねぇ。ちらっと見ると行われているのは、親たちの綱引きのようである。お父さん、お母さん頑張るねぇ・・・と思ったが、よくよく考えてみると、おそらく参加している人たちは同い年くらいの人たちなのでは。。。俺の歳で小学生の子供がいても別におかしくない。むしろ、夏休みに一人で大島に行っている33歳の方がどちらかと言えば一般的ではない。
 まだまだ若手?のつもりであるが、知らぬ間に”おじさん”のステージに上がりつつあることを、ふとした瞬間に感じさせられる今日この頃である。
9/30(Sat) 運動会
 せっかくの夏休み、旅に出たい!でもさすがに帰ってきたばかりで海外はしんどい。。。と考えていたら、先日友人が御蔵島に行って楽しかったと言っていたのを思い出した。伊豆七島、行こうと思ったことすらなかったが、ネットで調べてみると、自然が溢れ、温泉、ダイビングなど、これはかなりの穴場ではないか。一番近い大島には東京から2時間で行けると言うことで、行き先は大島に決定。
 出発前夜から大雨でフェリーは欠航かなと思っていたが、早朝電話で確認するとフェリーは出るとのこと。朝8時のフェリーに乗るため、竹芝埠頭に行くと意外にもかなりの人が集まっている。どうやら前日欠航だったためらしい。フェリーで船酔いしないかと心配したが、ほとんど揺れず、しかも寝不足だったため、爆睡。。。気づくと2時間弱、10時前には大島到着、あまりの近さに驚きである。ただ、、、東京は曇り空だったが、こちらは暴風雨。傘が役に立たないほどの横殴りの雨、これではどうしようもない。まずは温泉に行くことに。元町港近くのこぢんまりした御神火温泉でゆっくりした後、海鮮料理屋に入り、大島海鮮丼を注文。大島名物のべっこう漬けはじめ白身魚メインの丼は絶品。カウンター越しに板さんとお喋りしているうちにあっと言う間に晴れてきた。外に出ると素晴らしい景色。マウンテンバイクをレンタルし、海岸線に沿って走るサイクリングコースをひた走ると気分爽快!いい汗をかいて、今夜泊まるペンションへ。ダイビングショップも兼ねるそのペンションは森の中にあり、夜は真っ暗。することもないため、昼間買った小説をひたすら読み耽り、初日の夜が過ぎていった。

 二日目はダイビングへ。ベリーズで最後に潜って以来、半年振りである。日本の海もきれいだと聞いていたので、ぜひ潜ってみたいと思っていた。大島ではビーチダイブ、つまりボートに乗らず、陸から歩いていって潜るのが一般的。ベリーズではボートダイブの経験しか無かったのでどんなもんかもイメージが沸かない。しかも、ライセンスは持っているものの自分でタンクのセッティングをしたことがない。インストラクターの指示を受けながら、何とかセッティング完了。重いタンクを背負い、ポイントへ。今回はポイントまで20mほどしか歩かなかったけど、これが長くなると大変だ。そして、緊張しながら久々のダイブ。
 ランチを挟んで2本潜ったけど感想は・・・まあまあかな。小型の魚がたくさん見れたけど、大物と言えるものはいなかったし、波のうねりが大きかったのと、あとはやはりベリーズの海の方が断然綺麗だったな。
 その後、また温泉に浸かり、今夜は町の近くの民宿に泊まることに。夜ご飯を食べに昨日行った店に行くと、地元のお客さん達が何組か来ていた。僕はカウンターの端に座り、まずは寿司をオーダー。目の前で寿司を握る板さんとお喋りしているうちに隣に座った常連客のおじさんとも息があい、焼酎やつまみを奢ってもらった。中でも特に名物のとこぶし(アワビかと思った)はコリコリの歯ごたえが最高にうまい。帰る時にはすっかり酔っぱらいで、昨日とは違った夜を満喫した。

 民宿のオヤジに起こされると、二日酔い。今日はレンタカーを借りて島を一周することにした。リーズナブルだという軽自動車を借りて、まずは三原山山頂を目指す。ただ今日は曇り空で登っていくと徐々に霧が出てくる。頂上手前の駐車場からはガスで頂上を見ることもできず、登頂は断念。それでも島の裏側の椿公園や裏砂漠などを周ったり、牧場でミルクタップリのソフトクリームを食べたり、最後は海を一望できる露天風呂にドップリ浸かって、あっと言う間に2泊3日の伊豆大島ひとり旅は終わりを迎えた。

 大島の感想と言えば、とにかくひっそり。町の中心部でさえも歩いている人もまばらで、みんなどこかに避難でもしてしまったかのよう。でもこれはいつものことらしく、都会の喧噪とは大違いのこの静けさがこの島の良さであろう。
 16時のフェリーに乗り、18時前には竹芝に到着。改めてこんなに近いのにまるで海外にでも行っていたような気分である。東京の郊外に行くとノンビリした雰囲気を味わえる田舎が沢山あるが、船に乗って島に行くというのは、また格別。伊豆七島、それぞれ違った趣があるそうなので、また東京都にいながらにして現実を忘れてしまうこの島に遊びに来よう。
9/27(Wed)〜29(Fri) 伊豆大島
直線上に配置

日 記 22 (06/09/27〜)

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高速フェリーに乗って大島へ 白身たっぷりの大島海鮮丼 サイクリングコースからの眺め
初めてのビーチダイブ ウツボ? 三原山が雲にすっぽり
海に面した露天風呂 道路沿いに現れた活断層 牧場のミルクタップリのソフト
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