一応、これが標準的なコンセント
ほぼ1日ネットワークケーブルの設置に立ち会った。と言っても、基本的には、黙々と本を読みながら、工事業者の作業を見守っただけであるが。
ただ、途中パソコンの配線をしながら、改めて気づいたが、スリランカは電気プラグの形状が多すぎる。つまりコンセントの形状なのだが、日本では2本の平らな金属が飛び出しているものにほぼ一つに統一されているが、これがスリランカでは僕が知るだけで少なくとも5つはあり、日本の型はそのまま使えない。今回の事務所も壁に設置されているプラグが2種類あるのだが、これまで使ってきた機器や延長コードを使うための変換用のプラグも片方しか使えない。結局、パズルの片を探すように形が合うようなものを見つけながら、事務所内の電気配線をたこ足で組み合わせ、なんとか一通り電気が行き渡るようにしたが、足下はコードだらけである。
もう一つやっかいなのが、電圧が220Vであること。最近の日本の製品でも「100-240V」対応のものが多くなってきてるが、日本用の100Vのみ対応のものを間違えて差し込めば、一発でお釈迦である。以前同僚がわざわざ日本からスピーカを持ってきたが、着いて早々間違えて差し込んでしまい、落ち込んでいた。しかも、停電もしばしば起こるので、安定器を付けないと電気製品がすぐに痛んでしまう。
スリランカに限らず、意外に海外で見落としがちなのがこの電気製品関係。日本ではほとんど気にすることがないと思うが、要注意である。
12/10(Sun) バラバラ
新しいオフィス。気分も一新。
今日は一大イベント、事務所の引っ越しである。5年間、今の場所を会社のコロンボ事務所として使用してきたのだが、オーナーより退去を命じられたため、やむなく新しい事務所に移ることになったのである。一人暮らしで引っ越しなどをしたことがある人は分かるだろうが、引っ越しは相当な労力を必要とする作業である。しかも事務所となれば、机、椅子に加え、コピー機などの搬入出、そして何よりもLANケーブルの配線と、頭が痛くなるばかりである。
昨日までに荷物の梱包を済ませ、朝9時から引っ越し開始!と言っても、事務所が2階にあるため、荷物を狭い階段を通っておろさなければならない。しかも10人を予定していたスリランカ人のお手伝いが半分しか来ない。結局、日本人スタッフ総動員で全ての荷物を運び出す羽目に。動かなければ終わらないので、この際上司も何も関係ない。くそ暑い中、みんな汗だくになりながらトラックに荷物を積み込み、3回往復し、4時間かけてなんとか引っ越し完了。とりあえず荷物を搬入しきったところで、ビールを買い込みみんなで乾杯。肉体労働の後の一杯は格別である。
新しいオフィスはホテルにほど近い官庁ビルの中の一室で、環境はまずまず。引っ越しすると気分一新!と言う気がして、また来週から少しはがんばれるかな。ただ明日、一日かけてネットワークの設定。むろん、若造?の僕は一人立ち会いで出勤の予定だが、ここはスリランカ、ちゃんと予定通り終わると良いのだが。
12/9(Sat) 大移動
月曜日から同僚が体調を崩している。最初連絡を受け、部屋に様子を見に行くと、39度の熱があり、寒気と全身の倦怠感がひどいとのこと。すぐに医者を呼び診察を受けると、ウィルス性の風邪と診断された。ただの風邪にしてはひどい高熱だとは思ったが、薬を処方され、しばらく安静にする事となった。
しかし今日になっても体調が優れないとのことで、病院で血液検査をしたところ、デング熱の可能性があるとの診断。デング熱は熱帯地方で流行している病気で、蚊を媒体にして感染し、高熱、全身の倦怠感に襲われ、2度目かかると出血性デング熱となり死に至ることもあるという病気である。さらにチクングンヤ熱という似たような病気も蔓延しており、至る所で体調を崩しているという話を聞いている。
海外生活で体調を崩したときほど辛いものはない。しかも十分に設備が整っていない病院に入院ともなれば、心身ともに憔悴しきってしまう。仕事に追われる毎日であるが、何よりも健康第一である。
12/6(Wed) デング?
今日はポヤデー、祝日である。ポヤデー、日本では聞き慣れないと思うが、満月の日のことである。仏教のお祝いらしく、仏教徒が80%近くを占めるスリランカでは毎月このポヤデーが国民の祝日となっている。ポヤデーと呼ぶのはスリランカだけかどうかは知らない。この日は、スリランカ人たちはお寺に行ったり、肉を食べないとかあるらしいのだが、外国人である僕らにとって一番の影響は、お酒が一切飲めないことである。レストランで出すことはおろか、店で買うことも出来ないのである。まあたかだか一日のことだからと思うが、お酒好きの人には耐えられないらしい。上司とご飯と食べに行こうとしたら、「以前湯飲みでで分からないようにビールを出してくれたレストランがある!」などと言いながら、その店に行ったが、やはりダメ。最近は厳しくなっているらしい(酒を出しているのがばれたら、営業停止になるとか)。結局辛口の鍋をビールなしで、ふうふう言いながら食べ、大人しくホテルに戻った。その他常に外国人で繁盛しているカジノでさえお休みだったので、それなりに規律が守られているようである。
ちなみに祝日のこの日、日中ほとんどのお店は閉まり、町は閑散としていたが、こちらはいつも通り朝から仕事。祝日なんてあってないようなものである。
12/4(Mon) ポヤデー
テロの現場。壁には爆破の跡がくっきり。
今日はリフレッシュしまくりの一日だった。まず朝から上司とゴルフへ。海外赴任と言えば、ゴルフ!と言うイメージもあるが、これまで一度も行ったことがなかった。コロンボにはゴルフ場が2つある。両方とも町の中?にあるので、ホテルからは車で20分ほどの近さである。今日行った「Water
Edge」というゴルフ場、まだ建設途中で9ホールしかできあがっておらず、人もまばら。ただクラブハウスは立派でホテル並みの設備である。プレー代、クラブレンタル代3500ルピー(約4000円、激安!)を払っていよいよコースへ。コースに出るなんて3年以上振りでちょっと緊張。楽しめればいいか、と始めたが、このコース、名前の通り池だらけ。いや、池の中にコースが浮いていると言っても良いくらいだろうか。ちょっと曲がれば池ポチャ。1ホール1個ペースでボールを無くしながら、4時間かけて2周回った。途中からスコアを数える気もしなくなり、うだるような暑さではなかったものの運動不足のせいか最後はクタクタだったが、久々にアウトドアでスポーツを楽しむことが出来た。
ビールを飲んで疲れを取った後、夜、日本人会主催の忘年会?に参加した。軽い気持ちで会場のヒルトンホテルに行くと、久々に見る日本人の団体がロビーにずらり。しかも皆正装、、、自分と同じ普段着姿は数えるくらいしかいない。会員企業でない僕らは受付でお金を払わなければならず、それがなんと3000ルピー(約3300円)、こちらの物価から言えばむちゃくちゃ高い。この空間だけは完全に日本らしい。気を取り直し、ホールに入ると、さすがヒルトンの大ホールと言うことでかなりの広さと天井の高さに加え、音響や照明が設置されており芸能人の結婚式ってこんな感じなのかもと思わせるほど。開会時には150人ほどが席を埋め尽くし、こんなに日本人がいたのかと改めて驚きつつ、まずは日本人総会がスタート。年間の活動報告や現地事務所を置く企業などの紹介があった後、いよいよ忘年会がスタート。「ミュージック・フェア」と銘打ったこの会、事前にノミネートされた出演者がステージでその腕前を披露するらしい。まあのど自慢みたいなもんだろうとタカをくくっていると、これがすごい。サックスに日本舞踊、混声コーラスに、フルート、寸劇などどれも目を見張るものばかりで、それぞれの演目を堪能し、我社の事務所長(アメリカ人)のボンジョビ熱唱では会場のボルテージが最高潮に達した。そして、僕にとって一番印象に残り、最優秀賞を取ったのが協力隊員たちのステージ。彼らの活動の様子を描いた劇やコーラスをステージ前に陣取って見たが、初々しい様子、一生懸命さが十分に伝わってきて、とても懐かしいような清々しいようなすごく嬉しい気持ちになった。その後も大使館員の度肝を抜くような出し物など、あっという間に4時間が過ぎ、熱狂のうちに閉幕。
こちらに来て始めて仕事を忘れて一日楽しんだという気がする。異国の生活にもすっかり慣れてきた気もするが、たまには日本人に囲まれ、日本人ならではの楽しみを分かち合える時間というのもなかなかいいものである。

12/3(Sun) リフレッシュッ
いよいよ12月に突入、今年も残すところ一ヶ月だ。悔いのない一年にしようと思っていたら・・・朝からドライバーが「Bomb!」と言っている。どこかで爆破が起きたらしい。早速JICA事務所より安否確認の連絡が入り、町の中心部で爆破テロが起きたとのこと。現場はホテルから車で3分くらいのところで、大臣をしている大統領の兄弟を狙った、三輪車による自爆テロだったようである。テロ要員の他死者2名、20人ほどが負傷したらしく、近くにいたドライバーの話では、煙が立ちこめる様子が見え、爆破の衝撃はかなりのものだったらしい。
先月末には、反政府組織のLTTE(タミル自由解放の虎)のリーダーが、事実上の停戦破棄、独立への道を宣言したと言うことで、これから更なる治安の悪化が懸念される。ただ、世界的なニュースであるこのスリランカの内戦は、タミル側LTTEが引き起こしているものと一般的に認識されている。しかし実際はそれぞれの民族同士の隔たりの中で、シンハラ政府側がタミル側の意見を聞き入れず、一方的にタミル側の人権や主張を無視し、彼らの生活を抑圧しているため、テロや衝突はそれに対する対抗措置である。もちろん武力による抵抗は許されるものではないが、政府側の対応にも疑問を感じざるを得ない。異民族同士の衝突というのは、日本人には理解しづらい面がある。しかし、この紛争に限らず、異なる意見や主張の対立を解決するためには、お互いの主張を認め合い、譲歩する気持ちが必要であろう。言うは安しであるが。
いずれにしても、最近はすっかり「危険ボケ」していたが、改めて安全を意識しなければと感じる。と言っても、普段から出歩いている訳ではないので、特段気を付けようもないのだが。
12/1(Fri) 久々に
ホテルにはテレビが備え付けられており、チャンネルは海外の放送局を含め30以上ある。あまりテレビを見るという時間はないのだが、だいたいBBCやCNNなどを適当に流していることが多い。ただそのチャンネルの中にばっちりNHKもある。この2局、NHKワールドとNHKプレミアムは、海外に居住する日本人向けに制作されており、世界中に配信されているようである。ちなみにベリーズではやっていなかった。この海外向けNHKは日本国内の番組構成とは少し違うのだが、主要な番組はだいたい網羅している。最近では大相撲のダイジェストを寝る前書かさず見ていたし、以前日本シリーズも放送していた。朝の連続テレビドラマ小説もやっており、なぜか10数年前のものも再放送して、やたら若い鈴木京香が出ているシリーズがやっていた。同僚の中にはこのNHKがないとダメという人も少なくなく、上司は週末の大河ドラマが楽しみらしい。僕は気が向いたときに見るくらいだが、日本のニュースや日本にいたら見ないであろう教養番組なんかも見る機会があって、海外居住者にとっては、貴重な情報源、楽しみの一つである。
11/30(Thu) NHK
フルーツが盛りだくさん
暑い国に来ると思うのは、どこもフルーツが旨い。ベリーズもそうだったが、ここスリランカでも美味しいフルーツが沢山あって、日本ではあまり口にしなかったフルーツをよく食べている。オレンジ、リンゴ、ブドウなどは定番であるが、ここで美味しいと思うのが、パイナップルとパパイヤである。朝のビュッフェで食べたり、部屋にフルーツが用意されているので小腹がすいたときに食べたりしている。その他、時期によってはマンゴスチンやドリアンなど南国ならではのフルーツも食べることが出来る。今はマンゴーが出ている時期だけど、マンゴーはベリーズの方が美味しかったな。
ただ今日オフィスで出してもらったアンブレラ?というフルーツ。瓜系のフルーツのようであるが、周りに砂糖、唐辛子と塩がまぶしてあって、口にした瞬間、甘さと辛さとしょっぱさが一度にやってきて思わず、ポロリ。ちょっと僕の口には合わなかったようだ。。。
11/29(Wed) トロピカルフルーツ
この週末もプールで本を読んで過ごした。土曜の午後、ホテルに戻ってから今まで、ホテルの従業員と挨拶を交わした以外、誰とも会話らしい会話はしていない、今週末に限ったことではないのだが。もっと言えば、こちらに来て一ヶ月以上経つが、仕事上で人と話す機会は多々あるものの、馬鹿話で盛り上がったり、プライベートを語り合ったり、仕事の愚痴を言ったりという日本では当たり前だったような時間はほとんどない。
週末有り余る時間があるので、いろんな事を考える。今ここスリランカにいて、仕事をしていること、生活していることには、それなりに満足している。目的もなく毎日を過ごしていた頃を思えば、周りの協力や理解やその他の幸運に恵まれたことを含めても、今の自分に及第点を与えても良いかなと思うこともある。ただふとこの先自分はどうしていくのだろう、どうしていきたいのだろうと漠然と考える。海外で勉強して、仕事を覚えて、その後どうなりたいのか。未だなお見えていないと言うのが正直なところである。
年末には一度帰国する予定だが、正直帰りたいという気持ちはあまり強くない。理由の一つは単純に、寒い、人が多い、忙しないから。あと、人に会うのが少し怖い。もちろん友人や両親に会えるのが帰国の楽しみの一つなので、怖いという表現は適切じゃない気もするが、久々の再会の楽しみの中に微妙な感覚のずれ(流行のテレビや音楽が分からないと言う類のものではなく)を感じたり、感じられたりしそうな気がするのである。考えすぎという気はするが、同世代と話す機会もないし、そのせいかどんどん世間からかけ離れて行っているんじゃないかという感覚に陥ることも少なくない。また帰国が楽しみでない理由が他にもあるとすれば、僕の帰国を心待ちにしてくれる女性はいない、ことだろうか。振り返ると長いことそういう存在はいないし、特段それを寂しいと感じたこともあまりない。増して未だに結婚願望と言うのもあまりない(こう書くとまるで女性に興味がないみたいだが、全くそんなことはない)。ただこうして異国で生活を送り、また人生の先輩方の話を聞き、そして自分がどうしていきたいのかと考えたとき、何かで大成するという自己実現も大事だが、いつか家族と言う存在が何よりも大切に思える日が自分にもくるだろう、という気持ちの表れなのかなと思う。
思ったことをダラダラ書いているうちに、あまりに取り留めのない内容になった。いつもは客観的事柄を書こうと思っているが、こういうほうが日記っぽくてたまにはいいかな。

11/26(Sun) 日記っぽく

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| 池に囲まれたゴルフ場 |
クラブハウスはかなり立派 |
忘年会会場はまるで結婚式場のよう |
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