空爆あり、GWとも全く無縁、しかもここ数日バケツをひっくり返したような豪雨という冴えない一週間も終わり。今日は昼で仕事を終え、少し晴れ間も出たので、GWを利用し観光に来て、今夜帰国する友人と近くのリゾートホテルでランチをすることに。結局僕は全く休みが取れず友人は一人国内を旅していたので、一緒に出掛けるのはこれが初めて。
海岸沿いを南に走り、途中豪雨のせいで陥没した幹線道路を迂回し(ホントにいろんなアクシデントがひっきりなしに起こる)、30分ほどで目的のマウントラビニヤホテルに到着。ここは海に面した歴史あるホテルで、プールサイドには余暇をノンビリといった感じの観光客が優雅に日光浴を楽しんでいる。サラダとスープのランチビュッフェをちょっと荒れた海を見下ろしながら堪能し、あとはデッキチェアで昼寝。特に何が特別という訳ではないのだが、生活に慣れきってしまったコロンボを離れるだけで、気分も違いリラックス出来る。夜は、やはり最後はスリランカカレー、と言うことで近くのレストラン「ラジャボジュン」でちょっと豪華なカレーを堪能。友人もこんな時期でありながら、存分にスリランカを楽しんでくれたようで(地方はいたって静かでみんな優しかったとのこと)、無事帰路に就き、僕自身も溜まった疲れやストレスを癒す一日となった。
5/5(Sat) 息抜き
町の至る所で装飾が施されている
日曜未明に起きた空爆、その後町は一見何もなかったように元の生活に戻っているが、影響が空の便にでてきている。治安状況の悪化を理由に、スリランカに乗り入れをしているキャセイパシフィック、エミレーツ航空が運行を停止、シンガポール航空が夜間の便を取り止める措置を発表。今日帰国予定だった上司、先週末からスリランカ旅行中の友人がその煽りを受け、上司は一日早く帰国、友人はわざわざ航空会社に出向き、他社への振り替えをしてもらえたものの、帰国が一日遅れることに。ちょうど連休中で遊びに来ている観光客たちの足にも影響が出ているのではないだろうか。
死者が出ていないことや、イラクなどでは未だテロ事件が頻発していて、日本ではほとんどこちらにニュースは届いていないようである。ただ航空会社が危険回避のため、運行を取り止めるというのはただならぬ状況。今のところ町は一見穏やかで避難勧告なども出ていないが、何かが起きてしまってから、と言うことにならないといいが。
5/3(Thu) 影響
日本のゴールデンウィークほどではないが、こちらスリランカも今日明日と連休。仏教国であり、毎月来る満月の日はポヤデーという祝日になっているのだが、今月の満月は特別らしく(何が特別か知らないが)、ウェサックと呼ばれ、2日間の祝日となっている。この期間中は町中に仏教旗とちょうちん?が吊され、みなこぞって寺院に行ったり、町のあちらこちらに露店(と言っても食べ物を売る訳ではなく、お釈迦様?の絵を展示している)がたくさんでたりする。さらにメーデーも重なっているため、労働者や政党の集会が行われており、町がやたらと賑やかである。せっかくだから仏教文化を堪能してみたいと思うのだが、先日の空爆事件もあり、基本的には外出自粛。と言う前に、祭りも危険も関係なく普通に仕事だし。。。日本の休日休まないんだから、スリランカの休日くらい休みたいな〜なんて口に出来ぬまま、軟弱地盤対策を行ってる現場を一日かけて見学。
今週はビールが販売禁止、肉も売っていないと言うことで、炎天下の下疲れた喉を渇かす場所機会もないまま、まっすぐ帰宅。町は、先日のテロ事件などは大した影響もなく一晩中人で溢れかえるらしい。平和なんだか危ないんだかよく分からないなこの国は。。。
5/1(Tue) ウェサック
忙しかった一週間が終わりようやく一息、ホッと眠りについた。が、突然爆音で目が覚める。時計を見ると夜中の2時。バン、バンと外で激しい音が鳴っているので、寝ぼけ眼のまま窓の外を見ると、隣の建物の向こう側で、爆音と共に上空に向けて閃光が放たれている。花火?と思ったが、深夜だし、花火にしては単発の黄色い光が立て続けに放たれているだけである。すると、そこに同僚から電話。「コロンボでタイクウホウカが始まったので、安全確認!」。タイクウホウカ?対空砲火!寝ぼけていた頭も冴えた。反政府軍による空爆に対し、政府軍が地上から反撃をしているとのこと。なるほど、以前湾岸戦争のニュースで見た映像がまさにこんな感じだった。一旦収まったかと思いきや、今度は更に激しい爆音が響き、閃光が窓の外で四方八方に飛び交っている。しかも発射されているところが、やたらと近いように見える。これまで目の当たりにしたことのない光景に目を奪われたが、以前「爆風により割れたガラスにより、被害を受けるケースが多い」という話を聞いたことを思いだし、窓から離れたリビングに移り、ドキドキする胸を押さえつつ、ソファーで爆音が収まるのを待った。
朝のニュースによると、コロンボにある石油工場がタミル軍の空爆に遭い、それに対し政府軍が地上から対空砲火による反撃を行い、工場の一部が被害を受けたようである。ちょうどその時間、クリケットのワールドカップ決勝戦が行われいて、多くのスリランカ人がテレビに釘付けだったらしいが、戦闘機を発見するために市内中の電力配給を止めたほどらしい。スリランカの内戦は今に始まったことではなく、紛争地で戦闘、テロが発生などのニュースを聞いても、「またか」とすっかり感覚が麻痺していたが、今回ばかりは現場が近く、空からの攻撃、そしてその異様な光景を目の当たりにし、自分の身が危険と隣り合わせにあることを改めて実感させられた。実際先月末あたりから戦闘が頻繁に起こっており、確実に情勢は悪化している。ますますこの状況が悪化するようであれば、もう仕事どころではない。
4/29(Sun) 対空砲火
今週に入り、連日ミーティング。プレゼン用の資料を作り、スリランカ道路公社と設計方針についての打合せを行っているが、一向に話が進まない。話を聞き取るだけでも一苦労なのに、みんなそれぞれ好き勝手なことを発言する、話を聞かない、などイライラは募るばかりである。しかもプロジェクトの規模が大きいせいもあるが、ミーティングを重ねる毎にどんどん出席が増えてくる。今日のミーティングでは、道路公社総裁以下、日本側からは大使館からの出席者などを含め、約50人。
ミーティングを重ねて分かってきたが、この国ではトップレベルの人が全ての権限を握っており、担当者と話し合って決めてきたことでも、最終的には次官や総裁が自分の意見で判断を下してしまう。結局これまで時間をかけて話し合ってきたのは何だったんだろう、なんてことはしばしば。この仕事に限らず、こういう体制が物事の判断を遅らせたり、狂わせているような気がする。
長い話し合いを経て、総裁の一言により、ようやくこのプロジェクトの方針が固まった。納得いかないところも多々あるが、プロジェクトが始まって半年、ようやく設計のスタートである。
4/26(Thu) ミーティング
深夜2時ようやく部屋に到着、寝不足のまま、当たり前のように一日仕事。ぼけきったままあっと言う間に眠りに落ちてしまった。翌朝、時差のせいか7時には目が覚め、まずは事務所に置いておいた荷物と今回持ってきた荷物を開いて部屋を整理。部屋が広いので整理も大変だが、日本での6畳間に比べ、少しばかり贅沢な部屋に住めるのが嬉しいところである。すっかり溜まった食材や衣類を片づけ、野菜や肉、飲み物なども買い込んで一通り住める環境が整った。
その後、運動不足解消を兼ね、目の前の海岸線を軽くジョギング。炎天下であまりの暑さのため20分ほどでばててしまい、そのままホテルのプールへ。日光浴しながら読書をするつもりが、気持ちよすぎてすっかり眠り込んでしまい、気づけば真っ黒になっていた。夜は、久々の料理。相変わらずちっとも腕が上がらないが、何週間かぶりに酒抜きで野菜をたっぷり摂ることができた。
いつもながらのコロンボで過ごす穏やかな休日。心身ともリフレッシュして、改めてスリランカ生活のスタートである。
4/22(Sun) コロンボの休日
研修が入ったせいもあり、出発準備に追われ、前夜1時間しか寝れぬままスリランカへ出発。今回の日本帰国は1カ月強だった。いきなりインフルエンザでダウンしたが、回復後は友達と飲んだり、うまいもの食べまくったりと、寝る間を惜しんで100%満喫しまくった。新しい出会いなどもあって、日本を離れるのはいつも以上に名残惜しい。
ただ、日本にいると物理的に満たされた状況の中で、何かに急かされるように過ごしているうちつい時間だけが経ってしまう気がする。満足感も大きいが、時に喪失感を感じることさえある。スリランカでは日本で得られる楽しみを感じることはほとんど出来ないが、全く異なる環境で仕事をしながら、一人の時間をゆっくり過ごせる生活もまた自分にとっては魅力的で、このメリハリが利いたこの生活は自分に合っているのだろう。生活が落ち着かないという点では苦労もあるが、スリランカにも友人が出来たし、今回の滞在もまた楽しみである。
シンガポールで、現地に住む大学時代の友人としばしの再会を楽しみ、喧噪のスリランカに着くと、なんだか旅行から帰った来たような気分。また頑張っていこう。
4/20(Fri) 再々々々スリランカ
当初15日にスリランカへ出発予定だったのだが、PCM手法研修に参加するため延期。17日から3日間、オフィスの一角に参加者21名と共に詰め込まれ、研修が行われた。研修の内容は、国際援助案件従事者に対して、途上国で生じている問題の原因を整理し、これらを改善するための解決手法を学ぶというもの。例えば、地方の農村民が貧困にあえいでいる、とか、感染症が蔓延している、など途上国が抱える問題に対し、どのようなアプローチで対策を行うのが効果的かということを、関連する問題を一つ一つ整理しながら対処していくというものである。
参加者は開発コンサルタントの他、大学院生、個人で活動する専門家などで、男女比は半々、年齢も20代から50代と幅広い。通常の研修では、座って講師の話を聞いているうちについ眠くなってしまうのだが、この研修は基本的に室内を移動しながらディスカッション形式で進められる。そんな訳で、睡魔に襲われることもほとんど?なく、メンバーと問題に対して議論を進める。最初は手探りであったが、徐々に雰囲気も和み、議論が活発に行われた。
机上ではなく、実際想定される問題について参加者達と議論するので、実践向きで非常に楽しく取り組める研修であった。そしてさらに貴重なのが、参加者達との交流。僕は道路、橋梁の設計、施工など、インフラ整備関係の案件に従事しているが、その分野は僕一人で、他の参加者は、環境改善、教育、電力開発、農業支援、感染症対策、産業廃棄物などとにかく様々。国際業務の分野が非常に幅広いということを改めて知り、全く知らない分野の話を聞くことが出来た。最後は残ったメンバーで懇親会へ。研修中はほとんど話せなかった参加者とも、それぞれの仕事やプライベートの話など(海外出張が多い人ばかりなので、それぞれ苦労も多いよう)で大いに盛り上がり、有意義な3日間であった。
4/19(Thu) 研修
ここのところ毎晩のように友人と飲んで楽しい時間を過ごしているが、やはり体を動かしたい。そんな時ちょうど友人からテニスの誘い。後輩に声をかけ、日曜に昼下がり駒沢公園へ。せっかくなので運動を兼ねて、自宅から歩いていくことにした。バス通りに沿ってのんびり歩き駒沢公園に30分ほどで到着。この辺りはオシャレなお店が点在し、心地よい春の風が吹き抜け、気持ちいい。
少し肌寒かったが、Tシャツ短パンに着替え、7人で入れ替わりながら2時間ほど打ち合ったり、試合をしたりした。久々の運動で早速全身に痛みが走ったが、爽快な疲れである。フリーマーケットしている人たちや、ペットたちを散歩している人たちを眺めながら、公園内を通り、駅前の飲み屋へ。程良い運動と運動後の一杯、嬉しいひとときである。
4/15(Sun) テニス
我が社にも4月から新入社員が入ってきた。景気が上向きなのを反映してか、人数も例年になく多く、出身大学を見ても、有名国立大学の院卒ばかりと、三流大学出身の僕とは大違いである。昨日、彼らに国際事業部の紹介をし、今日は協力隊員OBという新入社員と飲みに行こうと言うことに。
まったり飲むかと思いきや、なんと計8人が来るとのこと。気づけば入社して10年が過ぎ、若さに付いていけるかななどと思いつつ、飲み屋に集まった彼らと乾杯。それぞれ入社までの経緯、研修の様子、これからどうしていきたいかを目を輝かせて話し合っている。自分の新入社員の頃に比べればかなりしっかりしてるなと思ったり、まだまだだなと感じたりしつつも、すっかり馴染んでしまったサラリーマン生活とは違った刺激を受けた。国際業務の話は未知なところが多いようで、興味を持って聞いてくれたが、ぜひ自分も海外でと言う人もいれば、安全で家族といつでも一緒に過ごせる日本が良いな、というような感じなど人それぞれ。ただ僕も新入社員の頃は、まさか海外で生活したり、仕事をするなんて考えもしなかったので、人生どう転ぶか分からない。生活面での困難も多いが、彼らの中から一人でも国際をやりたい、と言う人が出てきて一緒に仕事を出来る日が楽しみである。
その中にベリーズ隊員の高校の同級生がいたり、世の中狭いな、なんて思いつつ、すっかり歳の差忘れて飲みまくったが、さすがに朝まで行くぞ!と言う彼らとは終電前にお別れ。気持ちは若くても、さすがに体が付いていかないんだよな。。。
4/7(Fri) フレッシュ
先日、ベリーズから帰国した後輩隊員たちと新宿で食事。協力隊の仲間は個性的な人が多く、彼らのそれぞれの近況を聞けるのは楽しい。そして、現地では音楽教師をし、ライターとしての職も持つ友人が、なんと帰国1ヶ月もしないうちに、またベリーズに戻り、すでに現地に住んでいる他の友人と観光関係の仕事を始めるとのこと。常夏で、観光資源が豊富であり、まだ日本ではほとんど知られていないベリーズにの観光開発の可能性は大きいと思うものの、後ろ盾なしでゼロから始めることは困難も多いだろう。それでも現地に行って、新しいことを始めようという意気込みには、逞しさを感じ、そのエネルギーを羨ましくさえ思う。もう一人の同期も、今日から大学院生としての生活が始まったとのこと。ベリーズにいた頃からお互い大学院に行って勉強したいという話をしてきて、一歩先を越されてしまったが、幾多の困難を超え、目標を一つ一つ達成していく姿にこちらも今一度気持ちを奮い立たせられる思いである。
自分自身、今の仕事は充実しているが、この状況に甘んじることなく、新しいことにトライしていきたいと思う。ちなみにベリーズに戻る友人は、日本人を対象にしたベリーズ旅行を扱う仕事をしていくそうなので、もしベリーズに行ってみたい、という人はぜひご連絡を。
4/5(Wed) 門出

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