午前中、電話が鳴った。「協力隊員がデングにかかり輸血を必要としているが、プロジェクトチームのメンバーにB型の人はいませんか?」とのこと。「私、B型です」と答えると、出来れば今病院に向かって欲しいとのことで、何をさておき、退院が入院しているというナワロカ病院へ直行。そこには知り合いの保健管理委員の方が付いており、早速採血ということで簡単な問診を済ませ、献血台へ。まずはB型か確認、血液に問題がないことを調べるために、指先に針を注し、指を強く握って血を絞り出す、いててて。ここのところかなり寝不足でもあり心配であったが、検査の結果「あなたの血はOK」と有り難い返事を頂き、そのまま横になって、腕にかなり太い針をぶすり。そのまま待つこと約10分、450mlの血液を採って終了。聞けば3人の隊員がデングにかかっており、その内の一人が血小板の値がかなり下がっていること。さらにその隊員は以前にも会ったことのある友人ということで、お見舞いに行くと、古びた病院の一室でグッタリ。病気で倒れた上、この環境では精神的にも滅入るだろう。
 その後の知らせで、徐々に快方に向かっているとのこと。とりあえず一安心であり、お役に立てて良かったと思うが、当たり前ながら異国の地にて病気、事故で体調を崩すのは本当に辛い。病気に関しては、日頃の管理・対策が重要であると共に、改めて健康のありがたさを感じさせられた。
7/27(Fri) 輸血
 最近週末をご一緒させてもらっている友人から、リバーラフティングに行きましょうとのお誘い。日曜出勤をなんとか免れ、朝7時にバンに乗りこみ、現地に働く8人でコロンボを出発。今日の行き先キトゥルガラはコロンボから内陸に約3時間、そこにキャンプ場があり、バーベキューやアスレチック、そしてリバーラフティングもできるとのこと。
 リバーラフティングの予約時間をだいぶ過ぎて(スリランカなのでそこは全然問題なし)現地に到着する頃には激しい雨。肌寒い上、川の流れも速く、ちょっと不安の声も挙がったが、有無を言わさず、ヘルメットを被り、オールを持って出発。リバーラフティングはチューブボートに乗ってオールでこぎながら川を下っていくスポーツで、協力隊の帰りにコスタリカで挑戦してからこれが2度目。乗り込んでみると意外に流れはさほどきつくなく、所々流れが急峻なポイントでは転覆しないようみんなで必至に漕ぎまくる。360°見渡す限りの大自然は圧巻で、途中映画「戦場にかける橋」の撮影ポイントになったという場所も通過し、最後はみんな河に飛び込み、流れに身を任せながらゴール。
 心地よい疲れのあとは、川遊びをし、そしてランチバーベキュー。バーベキューと言っても、カレーに炭焼きのチキンの組み合わせだが。腹を満たしたあとは、食後の運動。キャンプ場内にはいくつかアスレチック施設があり、まずは地上約5mの綱渡り。上下のワイヤを伝うので楽かと思ったら、これが相当きつい、そして怖い。やる!と言った以上引っ込みが付かず、腰が引けながら15mを無事渡りきった。次は、糸を張った木の枠を、チームで協力して糸にふれないようにしながら、全員が反対側に渡ろうというもの。これが原始的ながら、かなり頭と体力が必要。あれこれと知恵を働かせ、抱えたり担いだりしながら、あれこれとトライ。最後はむかでレース?で締めくくり。
 一日、健康的に体を動かし、みんなで子供のようにはしゃいで、大満足。同行したメンバーとはまだ面識が浅いが、みな良い人たちで、仕事を忘れてリラックスできた。こんな一時が海外生活をまた好きにさせる貴重な時間である。
7/22(Sun) リバーラフティング
 夏、と言えば盆踊り!(って最近日本ではやってるんでしょうか)。さておき、ここスリランカにて、日本人会が主催する毎年恒例の盆踊り大会が本日開催!仕事を夕方で切り上げ、早めに会場へ。と言うのも、数日前友人から「一緒に劇やりましょう」というお誘いに、「いいねぇ」なんて安請け合いしたのが災い?し、協力隊員が参加するアンパンマンショーに出演することになってしまった。
 ショーは子供向けと言うこともあって、カレーパンマンの故郷スリランカに遊びに来たアンパンマンやバイキンマンとの一悶着の末、最後はみんなでアンパンマン音頭を踊るというもの。そして何故か僕の配役はカレーパンマンで、先陣切ることになってしまった。おまけに前夜、練習!と言って集まったものの十分に状況も把握できぬまま、ほぼぶっつけ本番、さすが協力隊。所長も加わったドタバタ劇の出来は・・・まあ良しとして、アンパンマンショーはそれなりに楽しんでくれたようで、舞台の上で現地に住む子供達やスリランカの子供達を交え、アンパンマン音頭やちびまるこちゃん音頭を踊りまくった。見に来ていた同僚からは「仕事中には見たことのない笑顔だった」とのお褒め?の言葉を頂き、仕事を離れ、協力隊員のみなさんと一緒に楽しいひとときを過ごせてリフレッシュできた一日だった。
 日本に帰ったら、久々に夏祭りにでも行ってみようかな。
7/14(Sat) 盆踊り
 先月あたりから、朝8時半に事務所内で国歌が流れるようになった、しかも大音量で。どうやら政府系の各省庁ビルで流されているらしい。ある日突然国歌が流れ始めたときは何事かと思ったが、国歌が流れている間は、スタッフや外にいる人たちも含め、全てのスリランカ人が起立し不動の状態で静聴している光景を見て、驚きというか新鮮な光景であった。スタッフに聞いてみると、国歌は起立して聴くものと教えられていると言う。なぜ突然国歌を流すようになったのかは定かではなく、治安が不安定な中で、政府が国民に対し愛国心というか忠誠心を煽ろうとしているというような気がしないでもないが、少なくとも市民が国歌に対して、敬意を払っていると言うことは十分に感じられる。
 国歌と言えば、学校での君が代斉唱など日本でもいろいろな問題が取り上げられており、これに対する賛否はさておき、日本人の自国に対する思い入れというのが徐々に薄れていっているような気がする。30そこそこの僕がこんな事言うのもおかしいが。ただ海外で生活するようになって、国内にいては見えなかった日本、日本人の素晴らしさが見えるようになった(もちろん逆もしかり)。勤勉である、約束を守る、情に厚い、友好的、など日本人ならではの良さが沢山あり、誇りに思って良いと思う。それでも最近はグローバル化の波か、アメリカ、中国、韓国などとの関係を見ていても、諸外国との調和を保つがため日本としての個性を失っていっているような気がしてならない。それが時代の流れなのだとしても、日本人というアイデンティティだけは失ってはいけないと思う。
 少し極端な話になったが、僕自身海外で生活し働くことは楽しいが、自分は「日本人である」という思い入れはむしろ強くなり、日本を改めて好きになってきた。日本人の素晴らしさを忘れることなく、またその良さを少しでも伝えられていければいいと思う。
7/5(Fri) 国歌
 先週からまた交通規制が始まった。この交通規制の原因は、、、大統領である。住んでいるマンションと同じ並びに大統領官邸(実際は首相官邸らしいのだが、立地が良いためかまだ居座っているらしい)があり、テロ対策として目の前の道路からワゴン車を規制すると言うことで、通勤にワゴンを使う僕らは毎朝迂回させられ、おまけにこの規制のせいで市内が渋滞しているため、事務所までの時間が倍近くかかるようになってしまった。帰りも突然車の流れが止まった、と思ったら、政府要人が通過するからという理由で、10分以上足止めさせられたり、今日は一斉検問があって、市内中大渋滞が発生したりと町中大混乱。
 最近、政府軍が東部のタミル軍を制圧したとの報道もあり、その報復を懸念しての規制でもあるらしい。しかし、大統領のために町中の交通を混乱させてしまうとは、一体誰のための大統領なのだろう。さすがに市民の中にも大統領への不満も出てきているようで、戦争の鎮圧も大事だが、ぜひとも市民のために働いて欲しいものである。
7/12(Thu) 交通規制
 仕事も追い込みの時期に入り、本日土曜も昼飯抜きで夕方まで。その後友人と落ち合って、アユールベーダマッサージへ。ここは2度目となるが、前回は密室で素っ裸という羞恥心からかイマイチ心から楽しめなかったので、今回再挑戦。前回とは違う種子?とオイルを使ったマッサージにハーブバスが付いたセットコースを選択。たっぷり1時間半・・・今回替えパンツを持っていったこともあり、前回よりリラックス。身体もスベスベになり、というかオイルまみれなのだけど、溜まった心身の疲れを解放できた。
 その後、友人のリクエストでスペイン料理屋?「ラ・ランブラ」にてディナー。ここはコロンボとは思えない佇まいで、料理も絶品。特にパエリアはかなりうまい。実は来週には仲良くしていた協力隊員の友人の一人が2年間の活動を終え帰国すると言うことで、ワインをオーダーし、プチお別れパーティ。短い時間ではあったが、一緒に楽しい時間を過ごさせてもらい、スリランカにていい出会いに巡り会ったと思う。しばしの別れではあるが、またどこかで会える機会を楽しみにお互い頑張っていこう。
7/7(Sat) お別れ
 7月になってしまいました。相変わらず仕事に追われる日々だけど、今日日曜は午前中現地調査に行った後、夕方、最近仲良くお付き合いさせて頂いている同じくスリランカで働く友人達と一緒にテニス。程良く汗をかいたあと、皆でホテルのレストランに食事に行くことに。今日チョイスしたここグランドオリエンタルホテルは100年近い歴史があり、若干古びた印象があるもののコロニアル感たっぷりの雰囲気を醸し出している。ただ治安のあまり良くない旧市街地ペタに位置していて、コロンボ港、警察本部と国の主要施設に並んで建っていることもあり、安全面の問題からこれまで全く訪れたことがなかった。実際訪れてみると穏やかな雰囲気で、五階にあるレストランに上がると、窓の外には一面ライトアップされたコロンボ港を見渡すことが出来る。なんとなく地元横浜を思い起こさせる素敵な雰囲気。
 ハーバービューで軽くワインを嗜みながら、美味しい食事を堪能。マンネリ化していたスリランカ生活であるが、素敵なスポットがまだまだあることを知った。港は国の主要施設であり、海軍基地も見下ろせることから写真撮影が厳しく禁止されていたため、素晴らしい眺めを写真に収めることが出来なかったのが残念であったが、スリランカとは思えぬ雰囲気を味わうひとときであった。
7/1(Sun) ハーバービュー
 今回のスリランカ滞在もすでに約2カ月。こちらにいる間は面倒なので、髪は伸ばし放題、次の帰国まで我慢しようと思っていたのだが、髪が耳にかかるくらい程になり、この暑さの中では、うっとおしい。現地の同僚にも「髪を切った方がいい」と言われてしまうくらいだったので、散髪に行くことにした。
 と言っても、日本にいても行きつけの美容院以外に行くのは気が引けるのは、ここスリランカではさらに気が重い。適当に町をぶらつき、「SALON」と書かれた怪しげな掘っ建て小屋のようなに意を決して入ってみた。店内は6畳ほどの広さで、ムンムンの熱気の中、所狭しと4つの椅子が並んでおり、日曜の朝にも関わらず大混雑。角のボロボロの椅子に座らせられ、にいちゃんがシンハラ語で話しかけてくる。さっぱり分からず、とりあえず「ショート」とだけ頼み、値段を聞くと80ルピー(約90円)。と思ったら、隣のオッサンが何やら言い始めて、150ルピーに値上がり。外国人だから取ったれ!と言うのが見え見えで文句を言ったが、よく会話も成立せず面倒なので、OKしてスタート。はさみ使いは一応慣れているのなのだが、ものすごい勢いではさみを振り回すので怖い。いつ耳を切り落とされるのではと思うと冷や冷やである。いろいろリクエストしてみたものの半分も伝わらず、梳いたりもしてくれず、変なスポーツ刈りのようになった。まあとても気に入るような髪型ではないが、激安だし、さっぱりしたし、スリランカなので良しとしよう。
6/17(Sun) 散髪
芝生の上でノンビリと
 僕は巨人ファンである。以前はテレビ中継を欠かさず見ていたし、球場へも何度も足を運んだ。ただ海外に出てからというもの、観戦する機会もなくなり、野球への興味も徐々に薄れてきた。そんな中、昨日「桑田メジャー初登板!」というニュースを聞いたときは、久々に高揚感が高まった。
 桑田真澄、野球ファンでなくても名前くらいは知っているだろう。PL学園時代、甲子園で清原ともに大活躍し、長年巨人のエースを張ってきた。ただここ数年は目立った活躍もなく、引退が囁かれ、昨年末には自由契約。一時代を築いた彼が球界から去ってしまうは寂しい気がしたが、さすがに年齢的にも限界なのだろうと感じたし、メジャーに挑戦すると聞いても、僕だけでなく誰もが「無理だろ」と思っていたことだろう。その桑田がオープン戦で力を見せたものの開幕前まさかのアクシデント、これはいくら何でももう終わり、という予想を覆し、昨日39歳でのメジャーデビューである。
 打たれはしたが、また桑田の姿をマウンドで見れることは嬉しい。ただそれ以上に、彼のポジティブに野球に取り組む姿勢、不屈の姿を見て、励みに感じるのは僕だけではないのではないだろうか。彼のコメント、「目標を持ち、それに向かって努力するのが僕のスタイル。目標が達成できなくても、努力している姿勢が好き」。自分も目標に向かって努力しているが、挫けそうになることもしばしば。それは結果ばかりに気を取られているだけで、本当に重要なのはそこに向かって努力し続けることであり、その努力こそが目標への一番の近道である、ということを今一度思い出させてくれた彼の活躍だった。
6/11(Mon) 不屈
 昨夜、協力隊の友人とスイス料理屋でディナーをしようということになり、さらにスリランカで働いている友人の友人2名も一緒して、5人でチーズフォンデュを食べた。かなり高級感漂う店内で場違いな感もあったが、いつもと違う雰囲気を味わった。
 そして、その場で一緒になった方から、「ビーチに遊びに行くので一緒にどうですか」とのお誘いを受け、今朝から南のビーチ、ベントタへ向かった。久々のビーチと言うことで嬉しかったのだが、メンバーはみな昨日今日会った人たち。さすがに緊張であったが、皆気さくな人たちで、車内で自己紹介などしているうちに到着。ビーチ沿いに立つ「ベントタビーチリゾート」のプールサイドを陣取り、いつものホテルのプールとはまた違った気分。そして今日の目的はマリンスポーツ。最初はウィンドサーフィンをする予定で、僕もベリーズで少しかじったので楽しみにしていたのだが、完全に無風。。。これはとても乗れそうにないと言うことで、急遽初体験のウェイクボードに挑戦することに。まずレッスンから、と言っても陸上で5分ほどレクチャーを受け、すぐにボードに乗り込み河で実践。経験者である友人に引き続き、早速トライ。最初立ち上がりの要領が掴めず何度か失敗したが、コツを覚えるとこれが以外に簡単。ボートに引っ張られ、スノーボードの感じで体重をかけてターンしながら全身で風を感じ、気分爽快である。まだまだ無駄な力が入っているようで体中ガチガチだったが、上達すればいろいろ技を駆使することも出来るようで、かなりはまりそうなスポーツである。
 ランチビュッフェを食べたり、プールで泳いだり、楽しい時間はあっと言う間に過ぎていった。さすがに初対面の人ばかりで緊張もしたが、こういった出会いもまた新鮮であり、仕事を忘れて気晴らしできる時間は貴重である。何かと不自由なスリランカ生活ではあるが、こういった出会いや時間を大事にしていこう。
6/10(Sun) マリンスポーツ

トップ アイコン
次の日記へ

トップ アイコン
前の日記へ

トップ アイコン
トップページヘもどる

日 記 31 (07/06/10〜)

直線上に配置
過去の日記
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
ラフティング前に記念撮影 いざ出発! 河でノンビリと
ワイヤを伝って綱渡り 協力して糸をくぐる 最後はむかでレース