10/14(Fri) 歯医者
2週間ほど前から歯が痛い。ここ数日は何を食べてもしみるので歯医者に行くことにした。こちらで歯医者には数回行っているが、いずれも銀歯がはずれたためだったので、治療を受けるのは今回が初めて。歯医者に限らず、途上国で医者に掛かるのは多少緊張する。どんなことされるか分からないので。
ベリーズシティにあるこの歯医者は、年配の男性が1人でやっていて、清潔感があり、機材もある程度揃っているようなのでそこまで心配は感じない。「歯が痛い」というと、口内をのぞき込み、虫歯を削って詰めるとのこと。何年か振りに麻酔の注射を受け、詰め物をし、約30分ほどで治療が終了。歯磨きの仕方まで指導をしてもらったが、気になるのが麻酔のあのボワーっとした感じが口の周りから鼻のてっぺんくらいに渡っている。息するのも違和感があって、いくら何でも効きすぎではないか。さらに治療を受けた後も同じところがまだしみる。。。日本に帰ってすぐ行きたいところの一つが歯医者である。
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| パーティが開かれるプール脇のバー |
10/12(Wed) ブリティッシュ・ハイコミッション
毎週水曜の夜、ブリティッシュ・ハイコミッションでパーティが開かれている。ブリティッシュ・ハイコミッションとはイギリス大使官邸といったものらしいのだが、ここの施設がすごい。やたら敷地が広い上に庭もきちんと手入れされていて、パーティはプール脇に建てられたオシャレなバーで行われる。パーティはベリーズに滞在しているイギリス人やその友人達の交流の場として開かれているようで、以前イギリス人ボランティアに誘ってもらってからは気が向いた時に来ている。ここでしか手に入らないヨーロッパのビールも飲めると言う特典もあるので。と、これだけだとかなり楽しそうだが、実際はかなり肩身が狭い。ほとんどのゲストがネイティブスピーカーであり、皆ものすごい勢いで話しているのでなかなか会話に入れず、所在なしといった状況に置かれる事もしばしば。遊びと言うより、むしろ英語の勉強という気持ちで来ている感じだろうか。
久々に自転車を走らせ来てみると、今夜は15人ほどのゲストが来ていた。顔見知りの友達も出来てきたので、頑張っておしゃべり。さらに、赴任したばかりというイギリス人ボランティアは、大学で日本人の友人がいたそうでとても日本通。日本文化や日本語を教えたりと楽しい時間を過ごした。
時々海外の人から言ってもらえるのが、「日本人は穏やかで、礼儀正しいので好きだ」。きっとそれまで出会った日本人がそういった印象を与えたのだろう。僕が出会った人が、今後日本人全般に対し好意的なイメージを持ってもらえるように接することを心掛けていきたい。
10/11(Tue) パキスタン地震
パキスタンで大地震が起きたことを今日知った。インターネットで見ただけなので詳しい状況が分からないが、死者が数万人に達するほどの被害が出ているとのこと。ここベリーズからは遙か彼方に位置する国だが、一緒に派遣前訓練を受けた協力隊の仲間も活動しており、とても心配である。さらに協力隊OBでJICA専門家として滞在していた親子が亡くなられたとのことで、とても他人事とは思えない。
相当な規模の地震だったのだろうと想像できるが、昨年末のスリランカなどの津波被害と同じように、多数の被害者が出た裏には耐震を考慮していない構造物や災害への不十分な対策という途上国の抱える問題があるのだろう。自然災害はどこでも起こりうるし予測するのは困難であるが、ベリーズでもハリケーン始め災害に巻き込まれる可能性も少なくないので、出来る限り細心の注意を払い、半年後には無事に帰国しようと切に感じる。
パキスタンで活動中の同期が無事であること、一刻も早く復興が進むことを祈ると共に、亡くなられた方のご冥福を祈りたい。
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| トバコキーに到着 |
島内はのどかで人陰もまばら |
泊まった宿「Lana's on the Reef」 |
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| 桟橋で遊ぶ子供達 |
キーから臨む夕焼け空 |
島の周りにはエイがいっぱい |
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| バラクーダをゲット! |
暑さしのぎに海で一泳ぎ |
夕暮れ時 |
10/8(Sat)〜10(Mon) トバコキー
10/12はパンアメリカンデー(旧コロンブスデー)で祝日である。この日はハッピーマンデーとして月曜日に振り替えられるので、週末3連休であった。ということで、今回は隊員仲間4人と共にトバコキーに行ってきた。ここはダングリガからボートで45分行ったところにあるかなり小さなキーで、喧噪から離れノンビリするにはもってこいの場所である。今回の目的は、釣り!。前回6月にも来たのだが、その時は一匹も釣れずかなり悔しい思いをしたので、今回こそは大物を釣り上げるぞ、と。
土曜昼過ぎにダングリガに到着。ビールやつまみを買い込み(キーには売店すらないので)、町の中心部にある河口近くの桟橋からいざ出発。曇り空の中、辿り着いたキーは前回と変わらずひっそりとした佇まいそのまま。島ではこれと言ってすることもないので、一周歩いて10分ほどの島をのんびり波の音を聞きながら散歩したり、夕焼けを眺めたり。レストランもないので、食事は全て宿が用意してくれるのだが、宿を管理するにいさんが作ってくれる料理は絶品!とれたてのシーフードを使った料理を持参したワインと共に頂き、食後、夜は辺りが真っ暗になってしまうので、唯一あるバーに行って飲みながらトランプしたり、お喋りしたりと、孤島ならではの時間の過ごし方。
翌朝、いよいよ釣りに出発。6人乗りの小さなボートに乗り込み、網で餌となる小魚を捕った後、まずはトローリングでバラクーダ釣りにトライ。竿は使わず、釣り糸をたらし、手に伝わる感触だけで食いついた魚を手繰り寄せる。前回は誰も釣れなかったのだが、今回は3人が釣り上げ、一番大物は約60cm。次にしばらくしたところでエンジンを止め、珊瑚礁の近くでスナッパーなど小型の食用魚にトライ。約4時間で、約15匹程度を釣り上げたのだが・・・なんと釣れなかったのは僕1人。またも悔しい思いというか、下手くそなのかなと軽く凹みつつも、魚と駆け引きしたり、途中で野生のイルカを見たり、時々澄み切った海に飛び込んだりと、晴れ渡った太陽の下、海上の楽しい時間を満喫。残りの時間は捕まえたウニを開いて試食したり(中身がグロくて、味もいまいちだったけど)、昼寝したりしながら過ごし、月曜、日焼けでヒリヒリした体の痛みを堪えつつ、島から無事帰宅。
ベリーズならではの楽しい週末を過ごし、しかも2泊、美味しい食事3食付お酒までタップリ飲んだ上、釣りまでしてナント破格の1万5千円。ぜひ帰国までにはもう一度行きたい、そして次こそ大物を釣り上げなくては。

10/6(Thu) 首相
今日、職場にPrime Ministerが来た。そう、ベリーズ首相である。名前はサイド・ムサ、不思議なことにレバノン出身のベリーズ人である。午後一、職場のスタッフ全員が集められ、首相を出迎えた。迎える場所が役場の倉庫前というのがなんともベリーズらしいが、訪問の目的は来年に控えた市長選の応援演説のようである。ベリーズを良くしていこう!的な演説の後、集まった人達1人ずつと握手。この光景はどこの国でも変わらないようだ。実は生首相を見るのは、これが3回目。一度目はベリーズシティで車を運転する姿を見かけ、2度目はベルモパンのレストランに入ったら首相が普通にランチをしていた。日本ではとても有り得ない。SPを従えて歩く訳でもなく、非常にフレンドリーな人柄で、市民との距離がかなり近いように感じる。
ただこのサイドムサ首相、5年前の就任当時はかなりの人気だったそうだが、景気の低迷に加え、不正などの疑惑があって、人気下降気味。今年の初めには、国庫の不正流用や極端な増税などに怒った市民達により、首相に対するデモが勃発した。これは市民が橋や官庁前を占拠するなどかなり大規模なものだった。同僚などに聞いても、「ムサは不正をしている」「うそつきだ」などと首相に対する不満を持っている人が多いようである。そもそも、政治家の汚職が横行しているらしく、今の政治家には何も期待していないという声も聞く。これはこの国に限ったことではないと思うが。さらに来年の市長選で与党側が敗北するようなことになれば、ほとんどのスタッフが入れ替えられる可能性もあるらしい。選挙は来年3月、僕の帰国の1ヶ月前。以前スリランカにいた時に行われた選挙では、期間中に妨害やテロでかなり死傷者が出ていたが、ここではそうでないことを願いたい。
10/5(Wed) 発展途上
今日は同僚とマヤモパンと呼ばれるエリアに行った。ここは我が家から歩いて15分、ベルモパン中心部からも20分ほどで行ける場所で、主にマヤ族やエルサルバドルやグァテマラからの移民など、比較的低所得層の人々が住んでいる地域である。ここ最近開発が始まった地域であるため、舗装はおろか、上下水道も整備されていない。もともとマヤ族の人々は川で洗濯や水浴びをする習慣があり、僕が行った時も、川には洗濯をする女性や水浴びをする子供達が溢れていた。今日の目的はこの地域のはずれにある採掘場と、このエリアの中心部に計画する公園及び洗濯場の予定地を見に行くことだった。
採掘場で行われているクレーン作業を確認したあと、公園計画予定地である既存の洗濯場へ行った。洗濯場というのを見るの自体が初めてだったのが、トタン屋根で覆われたコンクリートで出来た大きな台で、女性がゴシゴシと洗い物をしていた。傍には井戸があり、そこから水を汲んだ水で洗い物をし、洗濯に使用した水はそのまま垂れ流しているようで、辺りの空き地には濁った水が溜まっていた。とても良い環境とは言えず、この状況を改善するため洗濯場を造り直し、地下には排水槽を設置し、その上に子供達が安全に遊べる公園を作りたいというのがこの地域をまとめる地主の意向であった。
排水が流れ込んでいる川で洗濯や水浴びをしている。乾期になると井戸が枯れるため、水をトラックで運ぶのだという。首都中心部からほど近いところにこういった地域があり、地方に行けばまだまだたくさんある。普段の生活では不便を感じないが、こういう所でここが発展途上国であることを実感する。例によって上下水道をすぐに整備するような予算の余裕はない。これまで洗濯場や排水槽の計画などしたことはない(むしろこれまでの経験がそのまま使えたようなことはほとんどない)が、よりよい環境が作り出せるような計画を考えていきたい。
10/4(Tue) 睡魔
んー、眠い。とっても眠いのである。まあ僕にとってこれは今に始まったことではなく、日本にいた時から常に眠くて、睡眠時無呼吸症候群ではないかと思ってたくらいなのだけど、ベリーズに来てからというもの、より睡魔に弱くなっている。今は23時就寝7時起床が基本で、まず間違いなく8時間睡眠を確保している。23時に寝るなんて、日本にいる時は考えられなかった(仕事してるか飲んでた)。もう少し頑張って夜の時間を楽しもうかとも思うのだけど、22時頃からうとうとし始め、それから英語の本なんて読もうものなら、あっと言う間に撃沈。ストレスや悩みはそれなりにあるのだけど、かといって「眠れない夜」なんてのは感じたことがない。しかもさらにタチが悪いことに、これだけ寝ても日中、睡魔に襲われることもしばしば。てんこ盛りのライスアンドビーンズを食べた昼食後などは瀕死の状態で、同僚の英語が子守歌に聞こえてくるので、どうしようもない時は目覚ましに炎天下の中、自転車をこぎに出掛けたりしている。
うだるような暑さのせいなのだろうか、英語を聞き取るのに必死だからなのだろうか、他の隊員に聞いても概して睡眠時間は長くなっているようだ(21時に寝ている人もいるらしい)。何れにしろ、仕事中眠いのは別として、よく寝ることは健康に良いのだと前向きに捉え、抵抗することなくこれからもぐっすり眠っていこう。
10/3(Mon) ベリージアン
これまで何度か、親しくしているベリーズ人について書いたが、出会った人みんなと仲良しかと言えば・・・そうでもない。同じ職場に勤めるシニアエンジニアのロビンソン、これまで3ヶ月近く付き合ってきたが、どうにもこうにも合わない。彼の英語はクレオール訛りが強く聞き取りにくいと言うのはさておき、僕のノートパソコンが欲しいらしく、指さして「Oh,
you use my computer!」と毎日しつこく言ってきたり、いきなり机をたたいて人のことを脅かしたり、こちらが仕事の話をしようとしても、からかってくるだけでまともな会話が何一つ成立しないという状態である。度々不愉快な思いをさせられているが、ただし彼が特別という訳ではない。ノートパソコンはみんな欲しいようで、ほとんど話したことのない人でさえも「Can
you leave your computer for me?(パソコンくれる?)」と言ってくるし、約束や時間を守らないと言うことはこちらではごく当たり前のことである。これらはみんながみんなではないのだが、感覚の違いがあって本当の意味で心を許しあえる友人というのは残念ながら出来ていない。
もちろん彼らに悪気はないのは分かるし、全ては文化や生活、考え方の違い、と言ってしまえばそれまでである。こういった食い違いを譲歩していきながら共に生活していくことが協力隊員として発展途上国で活動する意味の一つなのだろう。と思いつつ、「何でお前にパソコンやらなきゃいけなんだ!」とむかついてしまう僕はまだまだ未熟である。

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| 採掘場でのクレーン作業 |
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| 洗濯場の周りには垂れ流しの排水が |
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| 倉庫前で首相を待つスタッフ |
熱弁を振るう首相(中央).右が現市長 |
Workerのみなさんと歓談 |
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