JOCVチーム、全艇完漕!
おつかれさまー
ようやくゴール!
ゴール地点で待ちかまえる観客
残すはあと一日!
カヌーを運ぶのも大変
サポーターも心配。。。
3日目のスタート!
マッサージ?
サポーターも岸から応援
気が遠くなりそう・・・
2日目のスタート!
もうすでにグッタリ。。。
なんとか無事到着
まだまだ漕ぎ続ける!
ひたすら漕ぐ!
いよいよ緊張のスタート!
我らがJOCVチームの面々
スタート地点には大勢の観客が

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 スタート直後、狭くて浅い川のコース取りを巡って、それぞれボートを敵のボートにぶつけ合う。流れも速く、水面には転覆したボートを立て直すチームがぞろぞろ。僕らの艇はなんとかその流れを抜け、所々にある流れが急なポイントを何とか乗り切り、沿道の人々の声援を受けながら、必死にパドリング。多くの艇が転覆している中、僕らの艇は転覆することなく、漕ぎ続ける。でもなぜ転覆しないかって、僕らの艇はレース用に作られた細いカヌーでなく、レジャー用の幅広のものであるため、安定感がある代わりに全然進まないのだ。なのでどう頑張っても、他の艇にどんどん置いていかれるだけ。スタート後、2時間くらい経った頃からは、周りに全く艇が見えなくなり、ただ鳥の声が響き渡る中をゆっくりカヌーが進む。途中、サポーターの用意してくれた水や果物を口に放り込み、あとはひたすらに漕ぎ、日も暮れかけ、ゴールにたどり着くのかどうかも不安になってきたスタートから10時間半後の午後5時半頃、ようやくゴール地点で待ちかまえたサポーター達の姿が。意識朦朧としながらカヌーを下り、キャンプサイトに上がり、こんなんで明日はどうなるのだろうと思いつつ、小さなテントに男4人並んで就寝。
 明日に備えぐっすり寝たいのに、キャンプサイトは夜中までベリーズ人達が大騒ぎ。朝7時のスタートに向け目覚めたときには、体中が筋肉痛でとても動けない。。。本日2日目は、最長の100km。参加してしまったことを後悔、なんて言ってても漕がなきゃ進まない。気合いを入れてスタート!したもののやはりあっと言う間に置いていかれ、またもや孤独のパドリング。。。一漕ぎ毎に体中に痛みを感じながら、途中監視艇に励まされる以外、人の姿を見かけることもなく、聞こえるのはホーラーモンキーの唸るような鳴き声のみ。丸半日漕いで日も沈み、辺りが真っ暗になり何も見えなくなった時、ようやくゴール地点の明かりが。本日最下位でのゴールだったようで、周囲から同情のような声援を受けつつ、12時間でゴール。
 3日目、前日の屈辱もあり、これはスタートが勝負だなと。この日も8時スタートと早いが、最初から置いて行かれないようにとスタート直後から一切ペースを考えず、約2時間全力でパドリング。さすがに酸欠状態になって、手足が痺れてきたものの、なんとか集団の中をキープ。後半息切れしたけど、なんとかついて行こうという気力と、途中川岸に駆けつけてきてくれたサポーターの声援に後押しされ、午後4時、約8時間掛かってゴールへ到着。ゴール地点はこれまでのジャングルの中と違って小さな村であったため、住民や観客で賑わっており、サポーターの隊員もみんなキャンプサイトに集まってくれた。疲れはピークに達しているものの、残り一日を残すのみと言うことで、少し元気も出てきて、用意してくれた料理と、少し気が早いがビールで乾杯。あとは残り45km、ベリーズシティを目指して漕ぐのみ!
 最終日、大声援の中、ベリーズシティ目指してスタート。疲れはピークを越えているものの、ただ漕ぎ終えたいという気持ちだけで進む。海に近づいてきた頃から波が出てきてきつかったけど、突然、前方の水面に怪しい物体が・・・。と次の瞬間、なんとイルカがジャンプ!海から舞い込んできたと思われるイルカ数頭との遭遇に感動、ゴールはもう近い。1時間ほどマングローブ生い茂る小川を通り、抜けるとそこは見慣れた景色が。徐々に大きくなってくるゴールの橋を目指し、最後の気力を振り絞り、午後1時にゴール。笑顔のサポーターに迎えられたときは、体の中から込み上げてくるものにグッときちゃいました。他の仲間の艇も同じ頃次々にゴールし、全艇無事完漕。みんな真っ黒に焼けた姿でとった記念写真には、やり遂げた充実感が溢れ出ていました。
 結果はトータル約35時間、順位も下から数えて・・・。でも体力の限界まで頑張ったこと、隊員みんなで一つの目的のために協力したこと、なんか自分の中の熱いものを十分に感じて、とても良い思い出になりました。
開会式はノンビリムード
La Rutamaya 2005
 ベリーズと言えば、カリブ海が有名なんですが、内陸の自然を生かしたカヌーツアーなども結構盛んで、毎年3月に国内最大のカヌーレースが行われます。カヌーレースと聞いてどの程度のものを想像するかは人それぞれだと思いますが、La Rutamayaと呼ばれるこのカヌーレース、結構本格的。始まってまだ8年と歴史は浅いんですが、ベリーズ西部の町サンイグナシオからカリブ海に面するベリーズシティまで、ベリーズ川全270kmを4日間かけ、カヌーで漕破するんです。カヌーは3人一組、昼はひたすらパドルをこぎ続け、夜はそれぞれのポイントでテントを張ってキャンプしながらゴールを目指す!と、そんなレースに2005年3月4日から4日間、JOCVベリーズチームとして参加しました。JOCVベリーズとして参加するのは3年目で、今年の目標は・・・ずばり、優勝と言いたいところですが、聞くところによると完漕するのさえも大変らしいので、とりあえず完漕を目標。みんなで相談の結果、男女mixで5艇が出走と言うことになり、僕はチーム30(メンバーが全員30代)の一員として挑戦することになりました.

 いざ参加と言っても、その準備も結構大変。大会約2ヶ月前から隊員が選手とサポーターに分かれ、カヌーの手配、練習、テントの確保、当日の食料のなどなど協力して準備を行い、ようやく本番。出走前夜の開会式には、タフそうなベリーズ人、他国ボランティアチームがずらり。その中でJOCVベリーズチームは、遥か彼方日本から”わざわざこのために来た?”なんて紹介され、プレッシャーが。。。前夜はぐっすり休み、レース初日、夜明け前に起きて、出発の用意。早朝の出発にもかかわらず、ものすごい観客がスタート地点に集まり、ベリーズのTV局にインタビューされるなんておまけまで付いて(夕方の全国放送で流されたらしい)、ボルテージは最高潮!スターターのカウントダウンに合わせ、選手がパドルをかき鳴らし、朝7時、全4日間のレースがスタート!!!